【セネガル戦 採点】ロシアW杯サッカー日本代表/2-2で引き分け,何とか勝ち点1をもぎ取る。

勝てる試合だったとアナウンサーや選手は言っていたが,「負けなくて良かった」そんな試合だった。川島の不安定さ・乾の右45度からの決定力・本田の持ってる男感を改めて感じた。

【ロシアW杯グループH】日本ーセネガル/6月24日/エカテリンブルグ(エカテリンブルグ)

【日本代表・総評】 6.5
試合の立ち上がりは,気持ちでも受身になっていたように見えた。セネガルのスピードに圧倒され,守備に追われ,早い時間に失点してしまう。セネガルの裏へのスピードやカウンターを警戒し,最終ラインも低い位置を保ち,セネガルの良さを消していた。

しかし,攻撃の面では,前線までの距離も長いため,前線にボールが入ってもサポートに入る選手がおらず,ボールを繋ぐことができず,決定機を作りだせない。そんな中,前半34分に長友の裏への飛び出しから乾へとつなぎ,得意の右45度の角度から決め,同点に追いつく。

後半は,日本も落ち着きを見せ,決定機もたびたび作り,ゴールの期待が高まる。そんな中,サイドのクロスからセネガルに追加点を許してしまう。西野監督が交代カードを切り,本田・岡崎を入れ,同点に追いつくことを狙う。乾のクロスを本田が流し込み,同点に追いつく。その後も,互角の戦いが続き,タイムアップ。

後半に良い流れの時間帯に柴崎からの好クロスを大迫の空振りで仕留められなかったことや乾のクロスバー直撃のシュートなどの決定機を逃したことを考えると勝てた試合なのかもしれない。しかし,それ以上にセネガルの手足の長さやプレスの鋭さからボールをキープできず,サールのスピードに度々苦しめられたことから負けずに良かったと言える試合だと思う。

【選手採点・寸評】
GK
1 川島永嗣 5.0

失点シーンはパンチングではなくキャッチできたように思う。至近距離にいたマネ選手が気になってパンチングを選択したと話していた。今回も日本国民全員が「何とかできなかったのか。」と感じただろう。その後に好セーブもあったが…。

DF

3 昌子 源 6.0

良いディフェンスを見せていた。何度か見せたオーバーラップも良いアクセントになっていた。

5 長友 佑都 6.5
右サイドのサールをグループでよく守っていたが,突破を許してしまう場面もあった。34分には裏への飛び出しから,乾のゴールをアシスト。特にトラップしてからが速かった。

19 酒井 宏樹 6.0

前半2分には高精度のクロスをナイスクリア。気持ちの入ったプレーを見せ,1対1の強さを見せた。守備に追われ,攻撃では目立てなかった。

22 吉田 麻也 6.0

最終ラインをよく統率し,よくセネガルの攻撃を跳ね返していた。思い切ったロングフィードはアイデアは良かったが,パスミスになることが多かった。

MF
7 柴崎 岳 6.5
テクニックがあり,中盤でボールをキープすることができていた。相手に穴を見つける鋭い戦術眼と好精度のパスで決定機を何度も演出。日本に欠かせない選手になってきた。

6 原口 元気 6.0 (75分OUT)

セネガル戦も良く走り,前線からのプレスや最終ラインに戻ってのクリアなど守備に奮闘していた。欲を言えば,攻撃で決定的な仕事がほしい。

10 香川 真司 6.0 (72分OUT)

下がってきて,シンプルにパスをさばいてリズムを作っていた。守備に追われることが多く,攻撃面では目立った仕事はできなかった。

14 乾 貴士 7.0 ☆MAN OF THE MATCH☆ (86分OUT)
34分に左サイドで長友のパスを受け,得意の右45度の角度からファーサイドへ絶妙な同点GOAL。64分にも遠目の右45度からのシュートがポストを叩き,ゴールの匂いを一番感じさせてくれる選手だった。78分の本田のゴールもアシスト。守備では,サールを絶妙なファールで止める場面もあり,守備にも貢献していた。

17 長谷部 誠 6.5

サイドバックの上がったスペースを埋めるなど,落ち着いてチームのバランスをとっていた。チーム1本目のシュートとなるミドルシュートもチームに勢いを与えた。

FW
15 大迫 勇也 5.5

セットプレーなどで最終ラインまで戻って守備に貢献する場面が見られた。60分の柴崎からの好クロスを空振りしたのはいただけなかった。特に前半は,チームが最終ラインを低く保って,前線までの距離があったこともあり,前線で孤立することが多く,ボールが入ってもサポートが得られず苦しんでいた。

交代出場
MF
4 本田圭佑 6.5 (72分IN)

交代してから6分後の78分に乾の折り返しも少し芝の影響でボールが浮いたが,落ち着いて相手ディフェンダーにいないところにけりこみ,値千金の同点ゴール。やはり,何かしてくれそうな期待感を抱かせてくれるようなプレーだった。

FW

9 岡崎慎司 6.5 (75分IN)

得点シーンでは,ボールをさわれなかったが,チャンスに顔を出す嗅覚はさすが。本田との連携も良かった。前線からのプレスも相手にプレッシャーをかけていた。

MF

11 宇佐美貴史 -(86分IN)

左サイドから中に切り込み,得意の形からシュートに持ち込もうとしたがブロックされてしまった。勝ち越しゴールを奪おうとする気持ちがでていた。

監督
西野 朗 6.5

3戦連続で先発起用の乾が結果を出してくれた。交代選手は,悩むところであったが,途中交代の本田がゴールを決めるなど采配も的中した。セネガルの裏へのスピードや裏へのカウンターを警戒して,最終ラインを少し低めに保つなどセネガルを良く分析し,良さを消すことができていた。選手の自主性の尊重,的確な戦術指示や采配などチームを良い方向に導いているといえるだろう。

※プレー時間が15分に満たない選手は採点なしとする。

文責:園田裕美(Jリーグから海外サッカーまで幅広く観戦し,何より日本代表を熱烈に応援する自称サッカー通)

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